KURE 5-56 の日本登場は1962年
防錆・潤滑剤というものを知らなくても、サビを防いで動きを良くするスプレーとして「KURE 5-56」の名は、多くの方々に知っていただけるようになりました。でも、この名前はどのように付けられたんだろう?と素朴な疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?実は、「5-56」を開発したCRC社の創立時の所在地にちなんだものなのです。この住所の数字が1-16だったことから、最初の製品を「1-16」と名付けました。以下、2番目は「2-26」、3番目を「3-36」、そして、5番目に誕生したので「5-56」となったわけです。発売当時、防錆と潤滑作業がスプレーするだけでできてしまう「KURE 5-56」の性能は、機械類の整備・保守作業に追われていた人たちにとって、夢のようなものだったのです。そのため、実際に使用したメカニックたちのほとんどがその性能に驚嘆し、すぐさま現場で使い始め、瞬く間に知れ渡り、防錆・潤滑剤の代名詞となったのです。